ウィルス対策ソフトの選び方

インターネット閲覧の為には必須アイテムと言えるセキュリティソフトですが、その種類は非常に数多くなってきています。 携帯電話用のソフトが開発された事で、近年はさらに種類が増えてきています。 それらのソフトを比較し、どのソフトを選ぶかという事は非常に重要で、それぞれどんな事を重要視するかによって選び方も変わってきます。


セキュリティソフトとは、全てが同じ仕組みではありません。 ウイルスの検出方法ひとつをとっても、それぞれのソフトによって異なります。 例えば、コンピューター内部のデータを検査し、不信な動きをしているプログラムを脅威として検出する「ヒューリスティック法」や、これまで発見されているウイルスの特徴をあらかじめデータに内在させておき、それとコンピューター内のプログラムとを比較して脅威を検出する「パターンマッチング法」といったものが一般的ですが、全てのセキュリティソフトがこれらを行っているとは限りません。


また、内部のウイルスを検出する事に特定したセキュリティソフトもあれば、外部からの侵入を未然に防ぐソフトもあります。 当然、両方とも備わっているソフトも多数あります。 この他にも、クライアントを対象とするもの、サーバを対象とするものなど、対象によって異なるなど、その形態は比較的多彩です。


こういったセキュリティソフトを選ぶ上では、まず自分がどんな脅威からパソコンや携帯を守りたいかという点をしっかり確認しておく必要があります。 全般的に脅威から守りたいケースもあれば、現在パソコン内にあると思われるウイルスを一刻も早く取り除きたいケースもあるでしょう。 それらの状況に合わせて選ぶ事が、セキュリティソフトを上手に活用する事につながります。